毎日、長時間ストレートアイロンを使ってるから解る!

私達のカット技法は、ストレートアイロンを髪にかけながらカットしていきます。
なので、日本中のどんな美容師よりもストレートアイロンを長時間使っています、なのでいかに使いやすいアイロンを探せるか?が毎日の仕事を効率かつストレスフリーにできる、重要なアイテムなんです。

まずは髪を挟むプレート部分について!

プレート部分には、チタンコーティング、セラミックコーティング等いろいろな素材がありますが、僕の個人的に良いかなって思うのは、値段的には一番安いセラミックコーティングです。
なぜかというと、髪への密着度と滑りのバランスが良い商品が多いからです。チタンももちろん悪くはないんですが、どうも密着度がありすぎて、髪が傷んでる部分が引っ掛かりやすい印象があります。やはり何回も髪を通すアイロンは滑りが良くないと、使いずらいですね。

プレートを軽く閉じた時のプレート部分の隙間も重要!

これもかなり重要な事です。ストレートアイロンを冷えてる状態で閉じると、必ず隙間ができます。これってメーカーに言わせると、鉄のプレートが熱をもつと膨張するので、温度が上がった時に隙間が無くなるようにに設計していますって言われます。ただ、僕が使ってみて感じた事は、冷えてる状態でけっこう隙間が空いてるアイロンは、温度が上がった状態でもやはり隙間が空きます。この隙間は、かなり使いにくいです。
じゃーなぜ使いにくいのかというと、髪を挟んで閉じた時に場所によって髪に対して圧力が変わるからです。同じ力で閉じたら、隙間が無い所はしっかり密着しますが、隙間が空いてる部分は密着度が弱いです、すると弱い部分をしっかり密着させるために、さらに強い力でアイロンを握るので、もともと隙間が空いてない部分は、かなり強い力で髪と密着してしまいますので、髪が傷みやすかったり、髪の滑りや引っ掛かりの原因になります。
冷えてる時にアイロンを閉じても、ほとんど隙間が無いものを選ぶのが重要です!なかなか商品としては少ないですが、探せばあります。

プレートの上部分に丸みがあるほうが便利です!

プレートは、もちろん平の状態なんですが、プレートを覆って部分ってアイロンの種類によって形状が違います。
プレートが平で、プレートを覆ってる部分も平な薄いタイプ。プレートは平でプレートを覆ってる部分が丸みがあって厚みがあるタイプ。
どちらも平な形状は、毛先を内巻きにする時にしずらいです、できない事はないですが難しいと思います。一方、丸みのあるタイプは、毛先を内巻きする時にラクに出来ると思ので、内巻きにしたいと思ってる方は、そちらの形状を選ぶと良いと思います。

マイナスイオンが毛先の落ち着きに効果あり!

ストレートアイロンに、マイナスイオン発生機がついてるものがあります。これって傷んでパサついてる部分をしっとり落ち着かせてくれますので、できればついてるほうがスタイリングしやすいです。

すべての条件を満たしたストレートアイロンを教えます!

今まで述べてきた条件をすべて満たしているストレートアイロンがあります、現在僕も使ってるアイロンなんですが、たぶん美容師も一般の方もほとんど知らないメーカーですが、僕にとっては最高のアイロンです。
フカイ工業株式会社のFHI-920っていう商品です。アイロン選びに迷っている人にオススメです!



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